診療案内Medical information
ホーム > 診療案内
糖尿病
糖尿病の主な症状として、喉が乾く・頻尿(多飲・多尿)、体重減少、疲れやすい等があります。これらは、高血糖が持続しているサインの一つです。
糖尿病を放置しておくと大血管障害(脳卒中、虚血性心疾患、閉塞性動脈硬化症)、小血管障害(網膜症による失明、腎機能低下による透析)、代謝障害によるしびれ、知覚麻痺等の合併症が起こります。初期段階では、食事・運動療法が重要ですが、運動時間の確保や食事制限の苦痛もあり改善が難しい場合は薬物療法が中心となります。糖尿病薬には多くの種類があり、患者様の糖尿病の型(インスリン分泌の状態)や年齢、仕事内容、合併症(虚血性疾患、腎障害、イレウス等)によりそれぞれ治療薬の選択肢が異なります。当院では、患者様にあった内服薬を選択し副作用に注意して決定していきます。現在、当院にも多くの糖尿病の患者様がいますが、他院でHba1cの改善がなく相談され、その後内服薬の変更で改善され大きな合併症もなく安定されている患者様も多くいます。
また、インスリン療法中の患者様でも内服薬に変更でインスリン離脱出来ている患者様もいます。1日4回のインスリン療法から内服薬併用で2回、1回と減量できている例もたくさんあります。患者様のインスリン治療の考えで良くあるのはインスリンを開始したら辞める事や、減量はできないと言うのは間違いです。糖尿病は私の得意分野の一つです。お困りの患者様は何でも相談していただけたらと思います。
リウマチ
リウマチとは、膠原病の一つですが、多くの人は膠原病と聞いてもピンとこないと思われます。同じ内科の病気なのですが専門性が高く、全国的にみても診療科が少なく患者様も通院できる病院を探すのも大変な状態であるのが現状です。(先生の数も少ない)
症状としては、関節の炎症(腫れ、痛み)により軟骨や骨などの組織が破壊されてしまいます。初期症状だと、微熱、食欲不振、貧血等もありますが、他の病気でもこういった症状は珍しくないので、この段階で関節リウマチときずくのは難しいです。明らかな症状として関節の痛み、腫れ、30分以上の朝の指のこわばり(ブリキのオモチャのように動きにくい)等の症状がある方は一度受診をお勧めします。個人差はありますが、治療が遅れると骨破壊・手足の変形が起きてしまう可能性もあるため早期診断・治療が重要となります。
ここ10年でリウマチの治療は大きな進歩を遂げており、何ら日常生活に支障もなく生活している人も多くいます。
循環器
当院では、循環器疾患に対して心臓エコー(超音波検査で心臓の動きや、弁膜症の評価)、24時間ホルター心電図(主に不整脈の診断に有用)、CT検査(隠れた大動脈瘤や解離の診断、胸水の評価等)、ABI(動脈硬化の評価、下肢動脈閉塞症のスクリーニング)、下肢静脈エコー(超音波検査で静脈の血栓の評価)等で対応しております。
クリニックで対応できる疾患かそうでないかを見極めて必要であれば専門の病院(仙台厚生病院・循環器内科)での精査・加療の方針としております。
私自身、厚生病院で研修していた事もあり、多くの患者様を紹介しております。患者様やそのご家族様からも迅速・丁寧な対応をしていただいてると皆様大変感謝されております。
生活習慣病
高血圧症、脂質異常症を放置すると動脈硬化(血管を傷つける)が進行してしまい、血管病変のリスクが高くなってしまいます。 主として、脳卒中、心臓病、大動脈解離等が挙げられますが、生活指導(食事・運動)、内服治療薬で大血管疾患の合併症のリスクは抑えられます。 健康診断での異常を含め何か日常生活で気になる事があればご相談ください。
その他
内科疾患だけでなく身体の痛みにも対応しております。 (全身痛から膝・腰・脚等の部分痛も含め)
必要時は注射・点滴治療していきます。
また、内科的には検査で何も異常はないけれど体調が優れない等の自律神経の乱れや更年期障害用の症状に対して漢方薬外来しております。
何でもご相談していただけたらと思います。